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インタビュー

飲食に恋してる裏方たち 株式会社吉岡屋 【南里枝】

飲食を好きな人は多い。
けれど、“美味しい”という感覚に、ここまで人生を動かされる人は、そう多くない。
ある日彼女は一本のワインに恋をする。
「このワインを扱っている会社で働きたい」
その衝動のまま、吉岡屋の門を叩く。
理屈ではなく、感覚で人生が動いていく。
そして今、酒屋という立場で新しい景色を見始めている。
これは、“好き”を追いかけ続ける一人の飲食人の話だ。

プロフィール

南 里枝 (みなみ さとえ)

1984年10月11日生まれ 宮城城県仙台市出身
株式会社吉岡屋 営業

【主な活動・実績】
16歳から飲食をこよなく愛し続け35歳まで約19年お客様の笑顔のためにひたすら料理を作り続ける。
その後ワインショップを経由し接客とワインと料理のペアリングにどはまり。
ソムリエの資格を取得し、最高のペアリングで何倍も膨らむ高揚感を飲食店様で皆様にお届けしたい!
地元企業吉岡屋で仙台市内の飲食店様を担当し飲食の魅力、飲食店様の飲食力パワーでおらの町宮城を猛アピール中!




■16歳、飲食の現場へ
――“好き”が、仕事になっていく

仙台生まれ、仙台育ち。
16歳の頃から、飲食のアルバイトを始めた。
最初に働いたのは、赤門自動車学校が運営するユースホステルや学生寮だった。
知人から「料理をやってみないか」と声をかけられたことがきっかけだった。
「そこからもう、ずーっと飲食です」
そう笑う南さん。

ホテルやブライダルなど、さまざまな現場を経験してきた。
料理、ドリンク、サービス、空間。

飲食店には、人を幸せにするものが全部詰まっていた。
だから「何が好きか」なんて深く考える必要は何もなかった。
大検を取りながら働き続けられたことも、
本人にとっては特別な“努力”ではなかったのかもしれない。
好きだったから、続いていた。
ただそれだけだったのだ。

好きだから、追いかけた
――BaPhareで出会った一本のワイン

ホテルやブライダルの現場で働く中で、
南さんは少しずつワインに惹かれていった。
料理や空間だけではなく、
ワインによって食事の時間そのものが変わる。
その面白さに触れるうちに、
「ワインを提案できる仕事がしたい」
そう思うようになっていった。

そんな頃に出会ったのが、
吉岡屋が運営する店舗「BaPhare(バファール)」だった。
そこで飲んだ一本のワイン。

『ドメーヌ・ド・シャソルネイ』

その味に、衝撃を受けた。
「こんなに魅力的なワインがあるんだ」
それまでにもワインは好きだった。
けれど、その一本は明らかに違った。
ただ“美味しい”では終わらなかった。
「このワインを扱っているのは、どんな会社なんだろう」
気になって調べ、辿り着いたのが吉岡屋だった。
美味しいワインに出会って、
「また飲みたい」で終わる人は多い。
けれど南さんは違った。

もっと知りたい。
もっと飲みたい。
好きだから、追いかける。
追いかけるから、もっと好きになる。

南さんにとってワインとは、
人生を動かした“恋”のような存在なのだ。

■“美味しい”を、もっと広げたい
――酒屋という立場で見え始めたもの

今、南さんが考えていることがある。
それは、“美味しい”をもっと広げていくこと。
どれだけ魅力的なワインでも、
出会わなければ、その感動は生まれない。
だからこそ、もっと気軽に飲んでほしいと思う。

もっと知ってほしい。
もっと、飲食店と繋がってほしい。

そのために、小さなイベントやコミュニティのような場も考え始めている。

大きなイベントでなくていい。
同じワインを飲みながら、
「美味しいね」と話せる距離感。
そこから、新しい出会いや会話が生まれていく。
酒屋は、ただ酒を卸す仕事ではない。
美味しいものとの出会いをつくり、
人の“好き”を広げていける仕事なのかもしれない。
ワインに人生を動かされた南さんだからこそ、
その熱量は、きっと誰かに伝わっていく。

飲食に恋している

16歳から飲食の世界に入り、
料理を学び、サービスを学び、
そして一本のワインに人生を動かされた。

その“好き”の延長線上に、今の仕事がある。
まだ途中なのだと思う。
だから面白い。
この先、どんなワインに出会い、
どんな人たちと繋がり、
どんな景色を見ていくのか。
その未来を見てみたくなる熱が、南さんにはある。

南里枝は、
飲食に恋している裏方の一人だ。

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